少し時間が経ちましたが、5月1日に恒例の「暮らしの保健室」を開催しました。テーマは「生活習慣病を学ぼう」講師は上伊那生協病院の外来看護師・青柳さん。参加者は10名でした。

向かって左が青柳さんです
まず参加者全員で「塩分摂取量チェックシート」に記入し、自身の食生活を振り返ります。それを見ながら、摂取基準値と高血圧症について学びます。さらに塩分と血圧だけでなく、糖尿病・高コレステロール血症と食生活全般について知った後、普段口にする加工食品の成分を見てみました。

ジュースやインスタント食品の、それぞれに含まれる塩分・糖分量を記載した見本で確認すると、参加者からは「こんなに入っているの?」「これ1本で1日分の糖分!」等驚きの声が。実物で見ることで、実感をもって学べるように工夫されていたんですね。
その後は、血圧計を使って自身の血圧を確認したら質疑応答です。血圧に関しては皆さん気にしているようで、「家と病院で測定値が違うのはどうして?(→リラックスしている時は低め、出先で緊張している時は高く出やすいので、両方の結果を比べてみると良い)」「食事に気を付けていても血圧が高いままなのは?(→ストレスや睡眠不足、遺伝など食事以外の要因も関係しているので、生活全体を少しずつ見直していきましょう)」など多くの質問がされました。

また加工食品でおすすめのものは?という質問にはカロリーゼロのゼリーや砂糖不使用の飲み物、インスタント食品でも塩分カットの商品も多くあるので、そういったものを利用すること。また実際の商品も紹介されました。

実は今回のテーマ、参加者からの希望で決めています。関心の高いテーマだったこともあり皆さん積極的で、参加者同士も和やかに交流する会となりました。健康について学び、つながりづくりにもなる「暮らしの保健室」、初めての方も大歓迎ですので、ぜひ一度足をお運びください!
次回は6月5日です。(毎月第1木曜日14:00~定例)